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ホスピス外来

今日は、家族でホスピス外来へ。

抗がん剤治療を止めたので、
在宅治療をするか、ホスピスへ入院をするか、
どちらかの選択をすることに。


朝、母に、どうしたい?と尋ねると、
出来るだけ、家にいたい、と。


私も。
家に居てくれたら、毎日顔をみられるので、
安心。


だけど。


診察を受け、医師の判断は。

一度、ホスピスへ入って、
体調を戻せるように頑張りましょう、と。

食事がとれるようになったら、
また退院したらいいし、と。


もちろん、家族の考えも聞いてくれました。

でも。

母は、家にいたいけど、ホスピスに入った方がいいのなら・・・と、
本当の気持ちを、押さえてしまったように思う。

ここ3日ほど、一切食事が摂れていないこと。
水すらも、受付けない状態であること。

問診、触診、総じての結果だけど、一番大きいのはそこかな、と。


確かに。
家に居て、何も食事を摂れないとなると、
素人判断ではどうしていいのかわからない。

母の体調を考えると、やはり入院して、
専門医や看護師に任せたほうが、いいのだと思う。


でも。

でも。


ホスピス、という選択も
視野に入れていたはずなのに。



もう、家には戻れないという気がして。

医師が、そう判断したような気がして。



ベッドが空くまで、あと数日。


どうか、ホスピスへ入ることが、
良い判断でありますように。

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by chiko129 | 2011-08-30 20:11 | 母の生きた証 | Comments(0)

初孫

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母の容体を慮って、
北海道の姉と甥っ子、姪っ子が帰省。

ちょうど祖父の7回忌の法要もあり、
賑やかな4日間を過ごしました。


母の背中をマッサージしていると、

ゆうくん(一番上の子)が、
ばぁちゃん、ばぁちゃん、と最後まで手を振ってくれた、
優しい言葉を、何度も何度もかけてくれた、

と、涙をポロポロ流す。


初孫は可愛いと言うというけれど、
ゆうくんは、本当に素直で心優しい。


冬にまた来てくれると言ったけど、
もうその時には、生きてないわ、

と、メソメソするので、

祐くんたちに、また会うためにも、
頑張って元気だしや、

と、一生懸命背中をさすった。

一生懸命に。

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by chiko129 | 2011-08-30 02:06 | 母の生きた証 | Comments(0)

iphone

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忙しい毎日だけど、
何か少しでも楽しみを、と。

iphoneに機種変しました♪

最初は、わー・・・。 でしたが、
慣れてきて、わ~♪ になってきました。

photoアプリを、絶賛 充実中。


あと、クックパッドと、3分間クッキングアプリをDLしたので、
毎晩のご飯作りが楽しい♪

キッチンタイマーも、3分間クッキングの音楽なので、
意味無く音楽を流して、調理してます(笑)

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by chiko129 | 2011-08-23 23:40 | 母の生きた証 | Comments(0)

食べること

固形物は、もう食べられない。

そう先生から言われてから、
食べ物を、全てペースト状にした。

お陰で、吐くことなくなり、
心なしか、調子も安定してきた。

抗がん剤治療を続けるか、否かで、
ずっと悩んでいたのがなくなったのも影響しているのか、
気持ちも安定している気がする。

でも。
私がそう思うだけで、母はきっと、
諦めの気持ちの方が大きいと思う。。。


ゼリーや、かぼちゃのペーストなど、
甘いものばかりが多い、介護食。

食べ応えがないのと、味の偏りに、
ずっと不満げだったので、

今日は、色んな介護食を物色。

「舌でつぶせる」というのがあって、
塩味、醤油味、魚、肉のものも数種類買ってみる。

お粥は、生後5か月の離乳食を試してみる。

家で作る時は、お粥を裏ごししてみる。

果物はジューサーにかけてみる。


色々やってみたお陰で、
食べられるものが増えた、というだけで
お腹が空いてきたみたい。

夕飯の時には、早く食べたい、と久しぶりに、
食欲が出ていた。

野菜をたっぷり入れたスープも、
トロットロになるまで煮込んだので、
美味しい、美味しい、と食べてくれた。

食べることは、生きること。

少しでも、食べる楽しみが増えて、
元気を取り戻してほしい。



あと。

試してみて良かったもの。

するめと、都こんぶ(笑)

食べるまでに、ひたすらカムカム。
この塩辛さが、たまらんようす(笑)


人は、塩味を最も欲するのかもね。
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by chiko129 | 2011-08-21 21:23 | 母の生きた証 | Comments(0)

マッサージ

今日は、近所に住む、親戚のおばさんと、
いとこのお姉ちゃんが、遊びに来てれて。

穏やかに過ごせた一日でした。




足のマッサージと、腰や背中のマッサージを、
毎晩行う。

腹水が溜まって、お腹がパンパンに張っているので、
腰の辺りも、ガチガチに固くなっていました。

胆汁のドレンチュ―ブをかばって、
いつも前かがみになっているので、
肩や背中も、石のように硬くて。

力は入れずに、さすっているだけでも、
気持ちが良いみたいで、うとうと。


今朝、昨晩は大丈夫だったか尋ねると、

一晩中、目が覚めずに良く眠れたそう。
お腹の調子も良くなって、久しぶりにスッキリしたと。

コリは、ほとんどとれていないし、
むくみも、相変わらず酷いけど。

きっと、気持ちがほぐれているんだろうと。


信じて。
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by chiko129 | 2011-08-20 22:59 | 母の生きた証 | Comments(0)

残りの時間

18日。
母はずっと元気がない。

食べられない事、気分が悪いこと、
そして、もう治らないんだって、わかったこと。

当たり前だけど、ショックを受けている。



会社から帰ってからの、数時間、
わずかな時間しか私にはないからと、

何か話さねば、話さねば、と思うけど、
何を話せばいいのかわからなくなる。

ふと、思いついた、その日合ったことを、
冗談交じりに話すけど、
母は虚ろな表情で、うん、と頷くだけ。

あとはただ、ひたすら。
むくんだ足をマッサージし続ける。



今日も、また食べられなかった、と言う。

きっと、体がもう食べることを
受け付けなくなってしまったんだろう。




足がむくんで、歩きづらくなってきた、と言う。

きっと、体が動かなくなる、
前兆なんだろう。




直ぐに眠たくなる、と言う。

きっと、体が少しずつ、
眠る準備をしているんだろう。


少しずつ、少しずつ、変化する体に、
色んな意味を、知る。
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by chiko129 | 2011-08-18 23:28 | 母の生きた証 | Comments(0)

病院での面談

16日。
お休みをいただいたので、父・姉と一緒に、病院へ付き添う。


抗がん剤治療を続けるか、ホスピスへ行くか、
ずっと迷い続けていた母。



医師との面談で。


吐くことが増えたのは。

バイパス手術の部分が、細くなって、
固形物がもう通らなくなってしまっているから。


腹水が溜まり、足がむくむのは。

すい臓の辺り全体に、癌細胞が大きくなっているから。
そこでリンパの流れが止まるから、下へ下へとむくみが出るから。


以前。

手術を受けた先生に、癌を切除した場合、1年2カ月~4年の余命と、
説明をうけ、その「4年」だけが頭に残っていたようで。

4年は無理でも、あと2年、1年、は生きられる、
辛い抗がん剤治療を続ければ、生きられる、

そう、勘違いをしていたようで・・・。



抗がん剤治療は、先生がやった方がいいと、言っているから、と
私には言い続けていたけど、

本当は、
先生は、本人が頑張れるなら続ければいいが、
無理して続けることはない、って、いつもいってるでしょ、って。

そう、思い込みをしていたようで・・・。



先生が、間接的に、

もう長くはないこと、
これからの余生をどう過ごすかは、自分で決めなければいけないこと、
病院では、がん治療は出来ても、心のケアはできないこと、

そんな説明を受け。


ホスピス・在宅治療にすることを決める。




父が、後で、先生と話をする。

母の前では言わなかったけど。

早くて1ヶ月。
頑張っても・・・2、3ヶ月?


覚悟はしていたけど。
やっぱり、ねぇ。


私の中では、ずっとぼんやりと、
あと2,3ヶ月かな、と思っていたけど。

翌月になったら、またぼんやりと、
あと2,3ヶ月かな、って。

いつまでも現実味がなかったけど。



後1ヶ月と言われると。

まだ、現実味はないけど。


でも。
確実に、足音が近づいてきた気がする。
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by chiko129 | 2011-08-16 22:49 | 母の生きた証 | Comments(0)

最近の母

14日に書いていたコト。
思ったことを綴っては、消し、綴っては消し。

忘備録として。


最後の抗がん剤治療を受けた後から、
風邪を引き、酷い咳が出続ける。

咳は、3週間ほど続き、
夜中にぜんそくのような状態で、せき込み、
時には呼吸困難に陥ることもあった。

この咳が引き金となって、みるみる体力が落ちてしまい、
顔も体も、痩せてしまった。

途中、おしっこが出にくくて、とても心配な日があり、
それと同じ頃から、腹水が溜まりだした。

色々な症状に不安が募るのに、
医師は、母が思うような心配な状態ではない、と
予想外の答えに、母は不満げでした。

思うように体も動かないし、食べても吐いてしまうし、
お腹はスッキリしない。

日に日に、イライラすることが増え、
父や私にもよく当たるようになった。



そうかと思えば、
「情けない」「どうしてこんなことになってしまったんやろ」
と、泣きごとを言う事も。



麻薬パッチの作用か、それとも、体力が衰えたせいか、
直ぐに眠ってしまうので、意識がはっきりしていないことも多く、
話をしていても、呂律が回らないこともあり、
母の話していることが、よくわからないことが増えた。



足のむくみが日に日に酷くなり、
歩くのも辛くなってきた。

足をマッサージすると、気持ちがいいようなので、
ちょっと多めに揉んでいると、たちまち気分が悪くなる。

ユッタリ ゴムの伸縮性のある靴を、ちょうど買った所だったので、
良かったねぇと言ってみたものの、
この靴を履いて出掛けるのは、病院だけ。

その病院も、あと何回行けるのだろうか・・・。




父と姉に同行してもらい、ホスピスの見学に行ってもらった。
ホスピスへの入所は、本当に最後の最後となるようで、
それまでは在宅医の往診と緊急時の対処となるよう。

今の抗がん剤治療は、癌をおさえると同時に、
健康である部分にも、作用を及ぼし体力を落としてしまうので、
抗がん剤を打たなくても、体調が思わしくない今、
もう続けるのは無理じゃないかと思う。

それでも母は、抗がん剤を止めてしまう事に、抵抗があるようで、
止めてしまって急速に悪化することが、とても不安な様子。

誰かが、もう止めましょう、と言わねば、諦める決断もつかないようだが、
止めましょう、の言葉で、一気に「生きる」ことにも諦めてしまうのでは、
と、こちらも不安になる。

そうでなくても、最近、体温や血圧を測ったりすることに、
意味を感じなくなってきているようで、
「もうこんなことをしても、無駄や・・・」と、
うなだれることが、多くなる。


痩せこけて、骨と皮だけになった母の背中をさすっていると、
この年末を、いや、あと一ヶ月を、果たして過ごすことができるのだろうか、と
涙が出てしまう。

泣いていることを悟られぬようにと、
母の顔を見ることができない。


ソファで横になって、眠っている母の姿をみていると、
このまま息をしなくなってしまうのでは、と悲しくなってしまう。

悲しみを悟られぬようにと、
母の顔を見ることができない。
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by chiko129 | 2011-08-14 20:14 | 母の生きた証 | Comments(0)

立山

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空を見上げて、思いました。

今年も
山に登れて良かった、と。



8/6・7 立山へ。
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一日目。
室堂に着いたら濃霧。

歩き始めて、すぐに雨が降り出し、
いつもより空気が薄いのか、呼吸が苦しくて、
心臓バクバク。

そんなにキツイ登りではないのに、
めちゃくちゃ辛かった!

今日は、一の越山荘までだから、と
励まされながら、歩きました。

山小屋へ到着後、個室でダラゴロしていたら、
いつのまにか雨が止み、空には虹が♪

念願の美しい夕日を観ながら、
今年も美しい景色を見られて良かったね、と。

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二日目。
ご来光を見るために、4時出発で、雄山を目指す。

起きてすぐに、1時間の登りは、
辛いね~、と言いながらも、

夜が白々と明けてゆく、その景色の変化を見ながら、
こうやって歩けることに、とても幸せを感じました。

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雄山山頂で、安全登山を祈る。

と。

母が、これ以上苦しまずに、
残りの時間を過ごせるように、と。

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ガスが上がってくると、一気に辺りが真っ白に。

晴れていたら、
気持ち良い縦走ができるはずだったのですが・・・

でも、多くを求めてはいけません。

夕日と朝日の時間、ゆっくりと存分に
景色を見られたから、それで十分。

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真砂岳で、室堂へ下りようか、別山まで行こうか、
迷っていると、

一気にガスが晴れて、眼下に室堂が。

もう少し歩こう、と気持ちも一気に盛り上がる。

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別山でザックを置いて、
北峰まで、高所トレーニングや~、とランニング!

剱岳どころか、何も見えない真っ白け。
無駄に体力を消耗す・・・(笑)


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剣御前小舎から、つづら折りの道を、延々下る。

下にキャンプ場が見えているのに、なかなか辿り着かなくて、
去年の岳沢の下りを思い出し、ケラケラ笑いが止まりませんでした。

そして、キャンプ場に到着し、無事の下山を祝したのに・・

室堂ターミナルまでの登り返しで、
激しく動悸・息切れ、なんで最後に登りやねんの怒りが(苦笑)


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出発前に、母の体調が悪くて、
無事行けるかどうか、(こんな状況で)行ってもいいのかどうか迷いましたが、
年に一度切りのアルプス、やっぱり思い切って行って良かった!

今年も素晴らしい景色を見ることができ、大満足の二日間でした。


ありがとう。

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by chiko129 | 2011-08-13 14:58 | | Comments(2)