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歩き出せる時まで・・・

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毎年春になると、色とりどりの花々が
咲き誇る、母 ご自慢だった庭。


母が亡くなった後、
手入れもせず、月日が流れた結果、
ことごとく、草木を枯らしてしまいましたが・・・。


桜が咲き始めた頃から、
グングンと新芽が伸び。


今年も、
花を咲かせてくれました。





季節は巡る。


早足で先を急いでも、
足踏みしてても・・・。









母が亡くなる前。


次々と突きつけられる現実に、
戸惑い、焦り、

目が回るほど、忙しい毎日に、
飲み込まれそうになり、

日に日に衰える姿に、
胸が締め付けられるほどの苦しみを感じ、

やるせない思いに、
いらだちや、怒りを感じ・・・。



”人の死” よりも、 ”死にゆく時間” こそが、
辛く悲しいのだ、と

そう、感じていたのだけど。






母が亡くなった今。


それら全ての感情が、

10ずつだった、あらゆる感情が、


ただただ、

100の ”悲しみ” だけと
なりました。



そう。


亡くなった喪失感は、亡くなる恐怖感よりも、
もっと、大きいのだと、

気づきました。




あの頃の、体の不調や、精神的なストレスや緊張感は
徐々に薄れ、

夜は、ちゃんと眠れるようになりました。


時々体を動かし、
体調の良い日も増えました。




でも、


どんな言葉も、心に響かないし、
どんな楽しいことがあっても、心から笑えないし、

どんなに美しい景色にカメラを向けても、
良いと思えるものは写っていない。






ふと立ち止まってみても。
何も見えない。

振り返ってみても。
何も見えない。












いつかまた、一歩踏み出せる日が来たら。

以前のように、ほっこりできる言葉を書き綴りたい。





その日まで。
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by chiko129 | 2012-04-21 20:39 | ゆったりまったり思ったり | Comments(3)
Commented by ローズマリー at 2012-05-15 09:15 x
Chikoさん、はじめまして。
私も山が大好きで、以前からChikoさんのブログを拝見してました。

私、11歳の時に父をガンで亡くしました。
11年という期間の短さに不満はありますが、
他の人の何倍も父に愛されていた実感があるので
今は「私は父の子として生まれてきて良かった~」と思えます。

Chikoさんのこれからの人生も
山あり谷ありかもしれませんが
お母さんという力強い味方が常にそばにいて下さるので
これから先、少しづつ心が晴れてきたら、
またどこかで(このブログで?)素敵な言葉を
つむいで下さいね。
今まで素敵な写真と言葉をありありがとうございました。
ひとことお礼申し上げます。

追伸:
 私の好きな絵本です。
   いつでも会える 作:菊田まりこ
Commented by chiko129 at 2012-05-28 01:07
♪ローズマリーさん
温かいコメントありがとうございます。お返事が遅くなってごめんなさい。

以前から、私のブログを見てくださってたんですね♪ありがとうございます。
それなのに、後半は悲しい思いばかりを綴ってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです…。

ローズマリーさんは幼い頃に、お父様を亡くされたんですね(/ _ ; )
ローズマリーさんの、お気持ちを思うと心が痛みます。

私なんて、もういい歳なのに、大人になりきれず、いつまでもメソメソしていて、恥ずかしいです。
強くならないと、前に進まないと、と思うのですが、ココロは正直で、なかなか前に進ませてくれません。

いつかまた、幸せになれるような写真とコトバをこのブログに載せられる日がくるまで。
少しずつ頑張ります。

素敵な題名の絵本♡読んでみますね。
本当に、本当に、ありがとうございました。
Commented by chiko129 at 2012-06-10 21:34
ローズマリーさんへ・・・
もし、いつかこのコメントを見られることがあれば。

『いつでも会える』
今日やっと、手にすることができました。
インターネットで、すぐ購入できますが、どうしても本屋さんで探したかったのです。

見つけた時、とても嬉しくなりました。
ページをめくった時、とても切ない気持ちになりました。
最後まで読んだ時、とても温かな気持ちになりました。

母は、
遠くへ行ってしまったと思ったけど、
きっとすぐそばで見守ってくれていると思います。

一生の宝物にします。
ありがとうございました♪
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