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灯り

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朝から、
母に頼まれて、母の作った和布小物を、
10月のものに付け替える。


母の最期に、お棺に入れてほしいというものを、
探す。

どうしても、おしどりの帯だけ
見つからない。

もう一週間以上探し続けてるのに。

どうしても、
見つけられない。。。


昨日の朝は、
ソファでご飯を食べたいと言って、
看護師さんに移動させてもらって、食事を取ったのに、

夜、
面会に行くと、もうこれからはベッドの上で食べることにした、と。


足も手も、動かしたいのに動きずらい、
逆に、自分の思いに反して、ピクピクと動く、と。

目の辺りも、ヒクヒクと痙攣していて、
また少しずつ、悪くなっているのだな、と実感。






母の部屋の整理をしていると。

2007年。

柚ちゃんが生まれた時、お手伝いに、
北海道へ一ヶ月ほど、滞在していたときの日記。


柚ちゃんが、生まれたことへの喜び。
可愛い孫を、この手に抱くことのできた幸せ。


長年、この家に縛られ、自由に遊ぶこともできずにいた
母にとっては、最初で最後の、長期旅行。


まさか3年後に、こんな大きな病を患うとは・・・。




そして、私も。

母とずっと一緒に暮らして来て、
常に、家に帰ると、部屋の灯りがついていて、
常に、母がこの家に居る生活だったのに。

あの年、わずか一ヶ月、母が留守なだけで、
何だか、部屋が暗く、寂しいものだったのに。


もうすぐ。

母の居ない生活になってしまう。




今晩は、お泊り。

早く病院へ行ってあげなければ、と思う一方で、

何故か私も、体が思うように動かず、
身支度が、全然出来ない。
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by chiko129 | 2011-10-01 13:47 | 母の生きた証 | Comments(0)
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