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離れていても姉弟

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母には、生まれてすぐに養子に出された、弟がいて。

昨日は、その叔父さんが、お見舞いに来て下さいました。


叔父さんの顔を見たとたん、

「こんな姿になってしまったわぁ~」と、
顔をくしゃくしゃにして泣き出した母を見て、

心が苦しくなって、病室から出ました。



一緒に暮らしてはいなかったけれど、
同じ血で繋がった兄弟。

ずっと、弟に会いたいと言っていたので、
会えてとても嬉しかったようで、
叔父さんが帰られた後、ホッと安心した顔に。


叔父さんを養子として育ててくれた、お義母さんのことも、
いつも気にかけていた母。

もうボケてしまって、連れて来られなかったけれど、
最近の様子を聞かせてもらって、安心したようです。




実の両親、父の両親、
そして今日来て下さった叔父さんのお義母さん。

母は、いつも誰かのために、
一生懸命お世話をしてきて。

いつもお見舞いに行くことで、みんなの病気や、
不安や寂しさや、死へ向かう悲しみを、
一緒に分かち合って来たんだなぁと。




自分自身が苦労した分、娘達には迷惑をかけたくない、と
常に言っている母。

でも、本当は自分が両親達にしてきたように、
気にかけてほしいと、思っているようで、

上手に甘えられなくて、
妙に遠慮がちだったり、変に我儘になったり(笑)



それでも、
婆姫のお願いは、出来る限り聞いてあげたいなぁと、
無力ながらに思います。


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母の病気のことで、
色々と思う日々。


自分が思う事を、
母本人や、家族が、同じように思ったり、
求めているわけではなくて。


自分の思いを分ってほしいと思っても、
全然理解してもらえないことも、沢山あって。

それは、逆に、

実は、私も相手の思いを、
まったく理解してあげられていないことが、分って。。。




自分は、誰かを傷つけるようなことを言っていないか?
と言われて、

知らぬ間に、誰かを傷つけていたんだと、気づく。



自分の気持ちなんて、わからない、と言うけど、
相手の気持ちだって分ってないでしょ、と責められて、

本当にその通りだ、全く分っていない、と気づく。


良かれと思ってやっていることは、
実は周りに、気を遣わせるだけだったのだ、と気づく。



自分の思いは。

ただの押しつけだったり、
ただの自己満足だったのかもしれないな、と。

自分は、何もわかっていなかったのだな、と。


改めて反省した一週間。



誰かにわかって欲しい、という気持ちと、
誰にもわかってもらえない、という気持ち。

その両方に、ずっと押しつぶされそうになりながら、
耐えていたけれど。


自分だけ、わかってもらおう、という
浅ましい気持があったんだろう。

いい歳して、未だに自分のことばかり。

ちゃんと、
自分の気持ちは閉じ込めよう。
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by chiko129 | 2011-09-18 12:30 | 母の生きた証 | Comments(2)
Commented at 2011-09-21 01:34 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by chiko129 at 2011-09-21 22:25
♪鍵コメさま
コメントありがとうございます^^


いつも気にかけてくださって、感謝しています。

今は、頭が働かないので、また落ち着いて考えられる日が
来たら、もう一度、前向きに考え直してみますね♪

いつもいつも、ありがとう♪♪♪
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