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ホスピスで過ごす

先週金曜日に、医師から、

もし家に帰りたいのなら、最後のチャンスになるから、
一時退院して、来週から1、2週間、自宅で過ごされては?

というお話がありました。

家に帰ってから、家族間で協力しあってもらわないといけないから、
家族とも良く話し合って。

と。


でも、母の答えは、No。


結局ホスピスに残ることになりました。


ホスピスに入ってから、支えなしでは歩けなくなり、
ふらつきや足元の不自由さに不安を覚えるのと、

急な痛みや、体のだるさが度々起こる今の状況を思うと、
「病院に居る」「ドクターがいつでもかけつけてくれる」
という安心感は、とても重要な部分だったようです。


特別室で、至れり尽くせりのサービスを受けているからね。


また、家に帰れば、また色々とやることが増えて、
未練が残るかもしれない、とも。

確かに、家に居る間は、しんどいのに、
少しでも家のことを、と、無理して動いていたので、
ホスピスでは、何もしなくて良くなって、安心したとも。

私が、ずっと家にいたなら、もしかしたら、
一時帰宅も考えてくれたかもしれないけど、
仕事を辞めるわけにもいかず・・・。


それに。

母には、思うところがあって、家には戻らない、
家に戻る気はない、と決心していたようです。

母の人生。

母の過ごしたいように。
母の生きたいように。







愛車のチャーリーで。

会社から病院へ、病院から家へ、
行ける限り、毎日、病院へ通っています。



日曜、月曜と、体調が悪いのと、残業で行けなくて、
3日ぶりに病院へ行くと、

母が「(家に帰らないと決めたから)
怒ってもう来てくれへんかと思ったわ~」と
涙目になって、手をつないできたので、ビックリしました。

父が、何か言ったかな?


連日、親戚の方々がお見舞いに来て下さって、
ありがたいけど、ずっと起きて過ごして、お話を聞いているので、
少し疲れが溜まっている様子。


調子の良い日もあれば、しんどい日もあるようで、
体調だけでなく、精神面でも、浮き沈みが激しい。

ステロイドも、1錠から3錠に増やしているようだけど、
効果があるような、無いような。

少しずつ、薬も効かなくなっているのかな。。。


レスキューも、飲むことが多くなっている気がするし。



足をマッサージしているうちに、いつの間にか眠ってしまった
母の寝顔を見ていると、

穏やかな日々は、いつまで続くのだろう、

と、悲しくなる。


何もかもが、初めてのことで、
何もかもが、わからないまま、沢山の決断を強いられて、
何もかもが、これで良かったのだろうかと、今も答えは出なくて。


納得も覚悟も、心の整理も、いつまで経っても出来なくて。


いつも、いつも、
孤独で。



誰ひとり通らない、陸橋の上。

今日も、わんわん泣きながら、
愛車のチャーリーをぶっ飛ばす。
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by chiko129 | 2011-09-14 00:45 | 母の生きた証 | Comments(0)
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